「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
最近、このような質問をいただきました。
コーチングスキルって、独学で学んでいいの?
この疑問は、コーチングスクールに通うかどうか検討している人が、最初に考えることかもしれませんね。
結論からいうと、コーチングスキルは独学で学んでも大丈夫です。
実際は、「コーチングをどのように学ぶか」よりも「学ぶ目的」が大切です。
本記事では、『コーチングスキルは独学で学んでいいのか?』というテーマでお話していきます。
コーチングスクールに通って資格を取るか迷っている人は、まずは本記事をご覧ください。
コーチングを学ぶ目的は何ですか?
「コーチングスキルを独学でどのように学ぶかどうか」よりも、まずは「あなたがなぜコーチングを学びたいのか?」を考えましょう。
コーチングを学ぶ目的①プロコーチとしてお金を稼ぐため
副業が解禁されて、コーチングを副業でやりたい人も増えています。
ゆくゆくはプロコーチとして、独立したい人もいるでしょう。
コーチングを学ぶ目的が、副業・独立どちらであったとしても「収入を得ること」であれば、プロ意識を持ってください。
もし「本気で稼げるプロコーチになりたい!」と思っているなら、それに応じた思考を身に付けて、行動しないといけません。
単に「プロコーチ」になるだけなら「私はプロコーチです!」と名乗れば、誰でもなれます。
なぜなら、コーチングの資格はすべて民間資格で、資格がなくても仕事ができるからです。
(以下参照)
すべてのコーチング資格は、企業など各団体により認定される民間資格です。コーチとしての技能水準を証明する目安のひとつであり、なによりも本人 自身の実力が求められるものです。
民間資格とは、民間の企業が独自で定めているものなので、商標登録をしておけば、誰でも作ることができます。
誰でも作ることができるということは、スクールによって資格取得の条件(料金や学習時間など)が異なるため、資格の価値も変わってきます。
また、同じスクールで学んだとしても、コーチとしてのレベルもさまざまですからね。
そのため、コーチングの資格を取っただけでは、プロコーチとして実力があるかどうかは判断できません。
それに、資格を取ったからといって、稼げるかどうかはまったく別の話です。
というのも、コーチングスキルを高めることと、お金を稼ぐことはイコールではないからです。
もし、あなたが「本気で稼げるコーチ」になりたいのであれば、コーチングスキルを学ぶよりも先に、「稼ぐためのマインド」や「ビジネススキル」を学ぶことの方が大切ですよ。
コーチングを学ぶ目的②仕事での円滑なコミュニケーションのため
「仕事での円滑なコミュニケーション」をするために、コーチングを学ぶ人も多いです。
社内教育の一環として、コーチングを取り入れている企業も増えているので、会社の研修や講座などでコーチングを学ばれている方もいるでしょう。
あるいは、コーチングという言葉をどこかで知って、本を買って勉強したり、スクールに通って学ぶ人もいると思います。
コーチングのコミュニケーションスキルを学ぶことは、
- 社員のモチベーションを上げる
- 仕事仲間との人間関係を良くする
- 部下をマネジメントする
- 主体性のある部下を育てる
- 相手に分かりやすく情報を伝える
などに役に立ちますからね。
上記のように、仕事上でのコミュニケーションに活かしたいという目的で学ぶこともおすすめです。
あなたが経営者であれ、一般社員であれ、コーチングのコミュニケーション手法を学ぶことで、より良い人間関係を築けることは間違いありません。
コーチングは正確にいうと、スクールや本などで学べるコーチング「コミュニケーション」と、お金を稼ぐことを目的としたコーチング「ビジネス」があります。
これについては、別の記事で詳しく解説しているので、気になる方は読んでみてくださいね。
コーチング「コミュニケーション」とコーチング「ビジネス」の違いとは!?
現在は、今まで以上に変化の激しい時代なので、仕事では主体的に行動できる人が求められます。
そのため、これからますますコーチング「コミュニケーション」を導入する企業なども増えていくでしょう。
僕も会社員の時に、コーチングを学ぶ機会があったらよかったなと思っていますね^^
コーチングを学ぶ目的③自分の目標達成のため
あなたが仕事でもプライベートでも、何かに対して目標達成したいのであれば、コーチングを学ぶことはとても有効的です。
なぜなら、コーチングスキルは、モヤモヤを解消させたり、行動を促したりする効果があるからです。
自分自身に対してコーチングを行う(セルフコーチング)ことで、これらの効果が得られ、目標達成に向けて行動力がアップします。
※セルフコーチングについては、後ほど詳しく解説しますね。
自らがコーチングを学び、それを活かして目標達成した経験があれば自信も付きますし、のちのちプロコーチとして副業・起業したいと思うかもしれませんね。
コーチングスキルを学習する3つの方法
コーチングスキルを学ぶ方法は、主に3つあります。
- 実際に有料でコーチングを受けてみる
- 独学【本、ブログ、動画】
- スクールでコーチング講座を受けて資格を取る
早速、それぞれ解説していきます。
コーチングスキルの学習方法①実際に有料でコーチングを受けてみる
まずは実際に、有料でコーチングを受けてみることをおすすめします。
これは、百聞は一見に如かずと言われるように、最初に「コーチングとはどういうものか?」ということを体験した方が、学びが深まるからです。
すでに、プロコーチとして稼いでいる人から有料セッションを受けて、コーチングを肌で感じることで学べることがたくさんあります。
それに、クライエント役としてコーチングを体験しておくことで、今後、自分で学習する場合もスキルが身に付きやすくなりますからね。
もし、あなたが英語を学んでいて、オンライン英会話をやるかどうか悩んでいるとします。
そのときに、オンライン英会話スクールについて、いくらネットで情報収集して比較しても、具体的にイメージがわきませんよね。
それよりも、実際にレッスンを体験した方が「オンライン上のシステム」や「英語講師の人柄」などが分かります。
これと同じでコーチングを学ぶときも、実際に体験してみることをおすすめします。
ただし、有料セッションを受けてください。
というのも、有料でないとプロコーチから価値を提供してもらえないからです。
「無料」というのは、どこまでいっても価値がゼロなので、コーチから受け取れる価値もありません。
つまり、無料セッションだとコーチから価値を受け取れないので、コーチングを学ぶことはできないのです。
無料セッションを提供しているコーチは、コーチングスクールに通っている人か、卒業したばかりで経験を積んでいる人が大半なので、同じような質問ばかりですしね。
僕は過去に、無料・有料(数千円~数万円)どちらも体験セッションを受けたからこそ、「絶対に有料セッションの方が学びになる」と断言できます。
そのため、繰り返しになりますが、コーチングを学ぶためには、まずは有料セッションを受けてみてください。
コーチングスキルの学習方法②独学【本、ブログ、動画】
コーチングスキルを学ぶ方法の二つ目としては、本やブログ、動画を使った独学です。
コーチングスキルは独学でも、ある程度の実力は付きます。
実際、スクール講師やプロコーチが、たくさん本を出版していますし、ブログやYoutubeなどの動画でコーチングについて発信しているので、それらから情報は得られますからね。
ただし、独学では「時間がかかる」、「フィードバックがもらえない」などのデメリットがあることも理解しておいてください。
メリットとしては、「お金があまりかからない」、「自分のペースで学べる」などが挙げられます。
僕自身も、本やブログ、動画などで「コーチング」について勉強しました。
またコーチング以外にも「心理学、脳科学、習慣化、自己肯定感、マインドセット」などについても日々、学習しています。
ちなみに、コーチングを動画で学ぶ場合、Youtube以外では「Udemy」などの動画講座もおすすめです。
動画で学習すると、テキストで学ぶより2倍も記憶が定着すると言われていますよ^^
まずは自己啓発のためにコーチングを学びたい人、お金に余裕はないけど時間がある人は、有料の体験セッションを受けた後に、独学するのも選択肢としてはありでしょう。
コーチングスキルの学習方法③スクールでコーチングの資格を取る
コーチングスクールで講座を受けて、資格を取ることも効果的な学習方法です。
スクールでは、体系的にコーチング「コミュニケーション」を学ぶことができるので、独学よりも効率的に学習できますし、コーチ仲間もできるというメリットがあります。
ただ、資格を取得するのに「数十万円のお金がかかる」、「数か月から半年以上の時間がかかる」というデメリットもありますね。
また、コーチングを学ぶ目的が、先ほど挙げた
- 仕事での円滑なコミュニケーションのため
- 自分の目標達成のため
であり、時間とお金に余裕がある人は、コーチングスクールに通って資格を取るのもいいでしょう。
しかし、あなたが一刻も早くプロコーチとして稼ぎたいのであれば、優先的に学ぶのはビジネススキルの方です。
コーチングスクールに通って資格を取っても、ビジネスの方法は教えてくれないので、お金を稼ぐことはできませんからね。
この内容は、以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は、ぜひご覧ください。
コーチングスクールに通っても稼げない3つの理由!スクールで学べるのはスキルだけです
コーチングスキルを学んでも実際に使えないと意味がない
何事においてもそうですが、学んだらアウトプット(実践)しないと身に付かないですよね。
そのため、コーチングスキルも学んだら、とにかく実践することが大切です。
セルフコーチングを日々、実践し習慣化する
そもそもセルフコーチングとは「自分自身を目的地に導く」という意味です。
これを実際に行うことで、自分の目的に向かって行動できるようになります。
当たり前ですが、コーチ自身がセルフコーチングできず目標達成に向かって努力していないのに、クライアントをゴールに導くことなんてできませんからね。
とはいっても、「どうやってセルフコーチングをやればいいの?」という疑問が生じると思います。
実際のところ、やり方には正解はありません。
人によって性格や価値観、考え方が異なるので、自分に合った方法でやるしかないのです。
セルフコーチングのやり方や質問は調べてみると、たくさんでてきますが、僕が普段やっているものを紹介します。
- 今日、死ぬとしたら、何をやる?
- 人生の中で実現したいことは何?
- 理想の未来は、どんな状態?
- 目標を達成したときは、どんな気分だろう?
- 理想の状態が100点だったら、今は何点?
- 行動しなかったら、どんな未来が待っている?
- 目標達成のために今できることは、何?
僕は毎朝、これらの質問を声に出して自分に問いかけ、回答しています。
かなりシュールですよね。笑
でも、これを毎日行うことで潜在意識に刷り込んで、脳に重要な情報だと認識させ、目標達成に向けてのモチベーションを維持しています。
実際、コーチの中でもセルフコーチングをやっている人は少ないと思います。
仮に、やったことがある人でも、毎日継続している人はほとんどいないでしょう。
セルフコーチングは、毎日継続して行わないと、最大限に効果を得られません。
とはいえ、
- なかなか継続できない
- 習慣化できない
- やり忘れてしまう
と悩む人もいますよね。
そのため、以下の記事で「習慣化のコツ」を7つ紹介していますので、継続が苦手な人はぜひ、一度読んでみてください。
習慣化のコツを7つ厳選!【習慣化は誰でも身に付けられるスキルです】
コーチとしての実力を上げたいなら無料セッションは「やめる」
コーチングスキルを学んだら、どんどん実践して実力をつけていきしょう。
ただし、あなたがコーチとして実力を上げたいなら、無料でセッションを行うことはやめてください。
これについては、「コーチングスキルを学ぶ3つの方法」の「実際に有料でコーチングを受けてみる」のところでも解説したように、
無料セッションでは、あなたが提供できる価値がゼロなので、クライアントにもコーチとしての価値を提供できません。
となると、コーチングのスキルアップにもならないし、コーチとしての実力も上がりません。
とはいっても、最初から高額でセッションをやるのは自信がないという方は、500円~1000円など少額でもいいので、必ず有料でやってください。
すでにSNSをやっている方であればフォロワーさんにお願いしてみるのもいいでしょうし、SNSをやっていない方であれば、友人や知り合いに協力してもらうのもありですね。
そして、実際に有料セッションを提供したあとは、アンケートに答えてもらうなどしてフィードバックをもらって、次のセッションに活かしましょう!
僕が実際に使っているアンケート(有料の体験セッション用)のテンプレートです↓
ご参考までに^^
まとめ
今回の記事では、『コーチングスキルは独学で学んでいいのか?』というテーマでお話しました。
上記の問いに対しての返答は、「大丈夫だ、問題ない!」です。
コーチングスキルを学ぶ方法は以下の3つです。
- 実際に有料でコーチングを受けてみる
- 独学【本、ブログ、動画】
- スクールでコーチング講座を受けて資格を取る
スキルだけ学んでも実際に使えないと、意味がありません。
そのため、学んだらすぐに以下のことを心がけて、実践してください。
- セルフコーチングを日々、実践し習慣化する
- コーチとしての実力を上げたいなら無料セッションは「やめる」
実践を通して、コーチの実力を高めていきましょう!
もしあなたが「本気で稼げるコーチ」になりたいのであれば、スクールで資格を取る前に、まずは無料メルマガ講座へお越しください。
それではまた!
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