「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
コーチングで起業したけど、「なかなかクライアントを獲得できない」という人はたくさんいます。
クライアントを獲得できないのは「本記事で紹介する7つのステップを意識していないから」といっても過言ではありません。
特に何も考えず、ただ情報発信をしていても集客にはつながらないのです。
そこで本記事では、『コーチング起業でクライアントを獲得するまでの7つのステップ』を解説していきます。
コーチングで起業してクライアントを獲得するまでに何をやればいいか分からない人は、ぜひ記事を読んでくださいね。
ステップ①覚悟を決める
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの最初のステップは、「覚悟を決めること」です。
「なんだ精神論かよ…」と思ったかもしれませんが、とても大切なことなので最初のステップにしています。
覚悟が決まっていない人は、言い訳をしがちです。
たとえば、
- お金がない
- 時間がない
- 実績がない
- 資格がない
- 経歴がない
- 自信がない
- 勇気がない
- 人脈がない
- もう若くない
このような言い訳をする人が多いですね。
中でも時間がないという人は多いですが、実際にそう言っている人の話を聞いていると、以下のような行動をしています。
- 家に帰ったら、とりあえずテレビをつけて観ている
- ネットサーフィンをしている
- Youtubeで動画ばかり観ている
- 映画やアニメ、ドラマを観ている
- マンガを読んでいる
- 移動時間やスキマ時間を活用できていない
- 夜更かしをして次の日は昼まで寝ている
- その他、娯楽や趣味に時間を使っている
娯楽や趣味など、たまには息抜きもするでしょうが、目標を達成するまでは我慢する必要があります。
目標達成に向けて必要のないことが我慢できないという人は、それほど達成したい目標ではないということですね。
それくらいの軽い気持ちであれば、最初からやらない方が時間をムダにせずに済むと思いますよ。
まずは「コーチングで稼ぐんだ!」という覚悟を決めてください。
ステップ②目的の明確化
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの2つ目のステップは、「目的の明確化」です。
覚悟を決めたあとは、コーチングで稼ぐ目的を明確にしましょう。
そもそも、あなたは
- なぜ、コーチングで稼ぎたいのか?
- コーチングでなくても稼げるのに、なぜコーチングなのか?
- もっと稼げる仕事はあるのに、なぜコーチングなのか?
回答は人それぞれでしょうが、コーチングで起業して稼ぎたい理由を考えておくことは大切です。
そのうえで、「稼いだら何をやりたいのか?」を明確にしてください。
たとえば、
- 海外旅行に行きたい
- 家を建てたい
- 外車に乗りたい
- 高級ディナーに行きたい
- 飲食店をオープンしたい
- 会社を設立したい
- 海外に移住したい
- 旅をしながら生きていきたい
コーチングで稼ぐ目的は何でもいいですが、自分なりの目的を決めておきましょう。
ステップ③目標の設定(売上目標、契約人数など)
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの3つ目のステップは、「目標の設定」です。
「コーチングで稼ぐ」と覚悟を決めて、目的を明確にしたら、目標を設定する必要があります。
具体的には、売上目標や契約人数などですね。
仮に、月50万円稼ぎたいのであれば、「セッション単価をいくらにして、何人契約を取らないといけないのか?」というように逆算して考える必要があります。
月の売上目標が50万円で、セッション単価が10,000円であれば、月に50回のセッションをしないといけませんよね。
この場合、1人当たり月に2回のセッションだとすると、毎月25人も集客する必要があります。
しかし、セッション単価が50,000円だとしたら、月に10回のセッションでいいので、毎月5人を集客すればいいわけです。
5人を集客するのが難しければ、単価を100,000円にすれば、、、というように考えていく必要があります。
あなたがコーチングで起業してクライアントを獲得するためには、
- 毎月の売上目標はいくらにするのか?
- 売上目標を達成するためには、セッション単価はいくらにするのか?
- 売上目標を達成するためには、何人と契約する必要があるのか?
というように、具体的な数値目標を決めておきましょう。
ステップ④商品内容の決定(誰に何を提供できる?)
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの4つ目のステップは、「商品内容の決定」です。
「コーチングで稼ぐ」と覚悟を決めて、目的と目標を明確にしたら、次は商品内容を決めていきましょう。
このときに、意識するべきことは「誰に何を提供できるか?」ということです。
「誰に何を提供できるか」があいまいだと、
- 目標達成をサポートする
- 強みを発見する
- モヤモヤを解消する
- 行動のキッカケを作る
- 頭の整理をする
- 視点を増やす
- 気付きを与える
- やりたいことを見つける
などのような価値しか、コーチングで提供できません。
これらは、提供できる価値が抽象的で、現実と理想のギャップが小さいものを扱っているので、価値としては小さくなります。
結果的に、稼げないコーチになってしまうのです。
実際のところ、コーチングの商品内容は人それぞれですが、コーチングで稼ぎたいのであれば、セッション単価を高くする必要がありますよね。
単価が高い場合は、コーチングで提供できる価値も高くなければいけません。
高い価値を提供するためには、現状と理想のギャップの大きいものを商品にすればいいのです。
たとえば、
- 最低〇kg痩せて、理想の相手と結婚できるようにサポートします!
- 英語が話せない人でも、海外で不自由なく暮らせるくらいの英語レベルになるように指導します!
- 会社員の人が、副業で月10万円稼げるように支援します!
というように、目標を達成するまでに長期間かかるものをテーマにする必要がありますね。
クライアントに高い目標を達成させたいのであれば短期間では難しいので、長期間のパッケージを用意しないといけません。
すぐに、楽してかんたんに目標達成できるのであれば、わざわざコーチングを受ける必要がありませんからね。
クライアントがどんな目標を達成したいかにもよりますが、大きな目標であれば、6か月、9か月、12か月くらいの期間でサポートするのがオススメです。
また、先ほどの理想と現状のギャップが大きい内容を扱う場合、コーチ自身が、
- ダイエットの方法が分かっている前提
- 英語がペラペラ話せる方法が分かっている前提
- 副業で月10万稼げる方法が分かっている前提
でないと高単価のコーチングを提供することはできないのです。
つまり、クライアントに高い目標を達成させるためには、コーチ自身が「答えを知っている」または「その目標を達成した状態である」必要があり、状況に応じて「教えたりアドバイスしたりすること」ができないといけないのです。
クライアントに目標を達成させるために、あなたは何を提供できますか?
コーチングの商品内容を決めていく時は、あなたが「誰に何を提供できるのか?」を改めて考えてくださいね。
ステップ⑤集客の仕組みを作って集客
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの5つ目のステップは、「集客の仕組みを作って集客すること」です。
集客の仕組みがなければ、いつも集客に追われて疲弊してしまい、コーチング所ではなくなりますからね。
コーチ自身が疲弊していては、コーチングのパフォーマンスも落ちるので、コーチにとってもクライアントにとってもメリットはありません。
コーチングで起業したいなら、「休む時間、自由な時間、自己投資する時間」などを作るためにも、集客を仕組み化することは必須です。
とはいえ、「具体的に何をやればいいの?」と思いますよね。
集客を仕組み化するための一つの例としては、ブログ記事を書くことです。
ブログ記事は一度書けば、あなたが寝ている時も遊んでいる時も、誰かが読んでくれます。
そして、記事を読んでくれた人の中で、メルマガに登録してくれたり、商品を買ってくれたりする人がいれば、集客に成功しているということですよね。
もちろん、集客を仕組み化していく過程では、
- 検索結果を上位にするためにどうすればいいか?
- メルマガ登録や商品の購入を促すために、どのように文章を書けばいいのか?
などを考える必要もあります。
しかし、最初から上記を意識するのは大変ですし、意識してもうまくいかないことがほとんどです。
なので、まずは継続して記事を書いていくことが大切。
ほとんどの人は継続できずに終わってしまいますからね。
あなたの時間を節約するため、少しでも多くの人にあなたの商品を知ってもらうためにも、集客の仕組みを作ることを意識してみてくださいね。
ステップ⑥価値観の共有
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの6つ目のステップは、「価値観の共有」です。
「コーチングで稼ぐ」と覚悟を決めて、目的と目標を明確にし、商品内容を決めたとします。
そして、集客の仕組みも作ったあとは、価値観の共有をしていきましょう。
価値観の共有というのは、かんたんにいうと、
- あなたの考え方や価値観を伝える
- 商品のすばらしさや必要性を伝える
- 今のままではうまくいかないことを伝える
- 商品を買うことで得られる未来を伝える
などですね。
これらは、メルマガや公式ラインに登録してくれた方に向けて発信していきましょう。
というのも、メルマガや公式ラインに登録してくれた方は、少なくともあなたやあなたの商品に興味を持っているからです。
しかし、登録しただけでは、まだ商品の必要性・重要性を感じていなかったり、「商品を買うことでどうなれるのか?」がよく分かっていなかったりするもの。
なので、こちらから定期的にメールを送って、価値観を共有していくことが大切なのです。
ステップ⑦商品に興味のある人だけにセールス
コーチング起業でクライアントを獲得するまでの最後のステップは、「商品に興味のある人だけにセールスすること」です。
コーチングに限った話ではありませんが、商品が必要な人、商品に興味のある人だけにセールスしましょう!
なぜなら、商品が必要のない人や商品に興味のない人に売っても買ってくれませんし、お互いの時間がムダになるだけだからです。
それに、コーチングは押し売りして買ってもらう商品ではありません。
クライアント本人が「変わりたい!目標達成したい!だから、コーチングを受けたい!」と思っていなければ、コーチングを受けたとしても結果が出ませんからね。
最悪の場合、クレーマーになる可能性もあります。
面倒なことを避けるためにも、あなたのコーチング商品が必要な人、興味のある人だけにセールスすることが大切なのです。
そのために、メルマガや公式ラインに登録してもらうことが必要なのですね。
先述したように、登録者は、少なくともあなたやあなたの商品に興味を持っているし、商品を必要としている人なので、彼らに価値観を共有したあとにセールスすればいいわけです。
そして、興味のある人だけにセールスするように工夫すれば、変な人が寄ってくることは少ないですよ。
ぜひ、クライアントを獲得するために「商品に興味のある人だけにセールスすること」を意識してください。
まとめ
本記事では、『コーチング起業でクライアントを獲得するまでの7つのステップ』を解説しました。
その7つのステップとは以下の通り。
- 覚悟を決める
- 目的の明確化
- 目標の設定(売上目標、契約人数など)
- 商品内容の決定(誰に何を提供できる?)
- 集客の仕組みを作って集客
- 価値観の共有
- 商品に興味のある人だけにセールス
コーチングで起業してクライアントを獲得するまでに何をやればいいか分からない人は、ぜひ、意識してみてくださいね。
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関連記事:コーチングでクライアントを獲得するために必要な3つのこと
本記事で紹介した7つ目のステップの「商品に興味のある人だけにセールス」するときの注意点や、意識すべきことを解説した記事なので、ぜひ読んでみてください。
それではまた!