「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
あなたは、どのような目的でコーチングを提供していますか?
実際、何を提供したいのかは人によって異なりますよね。
僕は、「コーチングは目的によって使い分けるもの」だと考えています。
具体的には、コミュニケーション手法として使うのか、ビジネスとして使うのかによってコーチングとの関わり方が違うということです。
そこで、本記事では『コーチング「コミュニケーション」とコーチング「ビジネス」の違い』について解説していきます。
ぜひ、記事を読んで、あなたはどちらのコーチングを提供したいのか改めて考えてみてくださいね。
コーチング「コミュニケーション」とは?
コーチング「コミュニケーション」とは、一般的なコーチングのことです。
一般的なコーチングというのは、具体的に言うと「クライアントの自己対話を促し、能力や可能性、ヤル気を引き出すコミュニケーション手法」としてのコーチングという意味です。
また、相手の「内側」に答えがあると信じて、「答えを教えず、アドバイスもしない」関わり方で、
コーチが質問を通して、クライアントに「気付き」や「行動」を促しながら、クライアントの目標達成に向けて伴走することをコーチングと呼ぶことが多いですね。
本やスクールなどで学んだことのある方なら、これまでに耳が痛いほど、聞いたことがあるでしょう。
僕はこれをコーチング「コミュニケーション」と定義しています。
このコーチング「コミュニケーション」で提供される価値としては以下のようなものが多いです。
- やりたいことが明確になる
- モヤモヤが解消する
- 気付きを与える
- 行動の一歩を踏み出せる
- 価値観や強みが見つかる
- 自分に自信が持てるようになる
これらの価値はコーチとの会話、コーチからの質問を通して、クライアントに提供するものですが、見て分かるように、相手の内側の領域を扱っています。
相手の内側を扱って達成できるレベルの目標は、現実と理想のギャップが小さいので、どうしても提供できる価値としては小さくなります。
そのため、コーチング「コミュニケーション」は、セッション単価が安くなってしまいます。
つまり、コーチング「コミュニケーション」は、「アドバイスもせず教えない」かつ「相手の内側の領域を扱う」もので、低単価のコーチングだということです。
コーチング「ビジネス」とは?
コーチング「ビジネス」というのは、かんたんに言うと「売上や利益」を求めることを主な目的としたコーチングのことです。
「売上や利益」を求めるため、コーチング「コミュニケーション」に比べてセッション単価を高く設定する必要があります。
値段を高くするということは、それに見合った価値を提供しないといけませんし、かんたんには目標達成できないテーマを扱う必要がありますよね。
そのため、コーチング「ビジネス」は、クライアントの「外側の領域」を扱うコーチングになります。
達成するのが困難な目標に対しては、どんな手段を使ってでも結果にコミットしていく必要があります。
なので、コーチング「ビジネス」は、時には教えたりアドバイスしたりすることもあります。
もちろん、伝え方には気を付ける必要はありますけどね。
かんたんに達成できない目標なのに、
- どうしたら、目標達成できそうですか?
- 何をやれば最短で目標に向かえそうですか?
- いますぐ出来そうなことは何ですか?
というような質問ばかりしていても、
相手の頭の中(内側)を探索するだけになるので、外側にある大きな目標を達成する事はできません。
仮に、達成できたとしても、膨大な時間がかかりますね。
相手の外側を扱って達成していく目標は、現実と理想のギャップが大きいので、提供できる価値としては大きくなります。
そのため、コーチング「ビジネス」は、セッション料金も高く設定されていることが多いですね。
つまり、コーチング「ビジネス」は、「アドバイスもするし教える」かつ「相手の外側の領域を扱う」もので、高単価のコーチングになります。
クライアントの高い目標を達成させたいならコーチング「ビジネス」を提供すべき
コーチング「コミュニケーション」とコーチング「ビジネス」の違いはお分かりいただけましたか?
それぞれ特徴がありますが、どちらが良い悪いはなく、「コーチとクライアントの目的次第」で、どちらのコーチングを提供するかが変わってきます。
コーチング「コミュニケーション」、コーチング「ビジネス」のどちらとも必要としている人は必ずいるので、あなたが提供したい方を提供すればいいのです。
そもそもコーチの役割は、クライアントを「目的地まで連れていく(送り届ける)こと」ですよね。
つまり、「クライアントの目標を達成させる」という結果にコミットすることで、本来のコーチとしての役割を果たせるわけです。
それに、「本気で目標達成したい人」は、一人ではなかなか達成できそうにないから、コーチにお願いします。
一人では達成できそうにないということは、クライアントの外側にある高い目標だということですよね。
そのため、クライアントの高い目標を達成させたいならコーチング「ビジネス」を提供すべきだと僕は考えています。
あなたが、「何を提供したいのか?」、「どんなコーチを目指しているか?」によって、コーチング「コミュニケーション」を選ぶのか、コーチング「ビジネス」を選ぶのかは変わってきます。
ここまで読んで下さったのであれば、どちらを提供したいのか改めて考えてみて下さいね。
まとめ
本記事では『コーチング「コミュニケーション」とコーチング「ビジネス」の違い』について解説しました。
それぞれの違いは、以下の通りでした。
「アドバイスもするし教える」かつ「相手の外側の領域を扱う」もので、高単価のコーチング
どちらが良い悪いはなく、目的によって使い分けることが大切です。
僕は「クライアントの高い目標を達成させたい、クライアントの結果にコミットしたい」という気持ちが強いので、「コーチングビジネス」を提供しています。
ぜひ、もう一度、あなたがどちらのコーチングを提供したいのか改めて考えてみてくださいね。
クライアントの高い目標を達成させたいなら低単価のセッションは辞めるべき
あなたがもし、クライアントの高い目標を達成させたいなら、低単価のセッションではなく高単価のコーチング「ビジネス」を提供することが必要です。
その内容を下記の記事に詳しく書いていますので、ぜひ、一度ご覧ください!
クライアントの高い目標を達成させたいなら低単価のセッションは辞めるべき
それではまた!
「アドバイスもせず教えない」かつ「相手の内側の領域を扱う」もので、低単価のコーチング