「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
「コーチングスキルがないから有料セッションできない」
このように思っているコーチはたくさんいます。
有料でセッションを提供できない理由は人それぞれですが、だいたいの場合、あなたの覚悟が足りないからです。
本記事で上記の内容を詳しく解説していきますので、現状、無料セッションしか提供できていない人は読んでくださいね。
有料のコーチングセッションができないのは「覚悟」が足りないから
あなたが有料のコーチングセッションができないのは、「覚悟」が足りないからです。
有料か無料かの一番の違いは、「クライアントに対しての覚悟の差」だと僕は考えています。
以前、このようなツイートをしました。
・100人に無料セッションしたら有料にしよう
・○○認定の資格を取ったら有料にしよう
・スクールを卒業したら有料にしようこれでは、有料セッションをするのは何か月も先になる。有料か無料かは「クライアントに対しての覚悟の差」なので、コーチとして成長したいなら早く有料セッションをやろう!
— いっき@稼げるコーチ育成 専門家 (@ikki_coach_sprt) September 18, 2021
無料でセッションをやっている人、もしくは、無料ですらセッションをやったことがない人の大半は、
- 100人に無料セッションしたら、有料にしよう
- ○○認定の資格を取ったら、有料にしよう
- スクールを卒業したら、有料にしよう
- 準備ができたら、有料にしよう
などのように、自分の中で何かしらの条件を決めて、無料から有料に切り替えようとしています。
どの条件でもそうですが、有料でセッションをするまでにかなりの時間がかかりますよね。
100人にセッションをするとなると、1日1人やったとしても3か月以上はかかります。
コーチングの資格を取ったり、コーチングスクールに通って卒業するのも、3か月~6か月くらいはかかります。
上級コースの資格を取るために1年以上の時間を費やす人もいますしね。
それに、資格を取るにしてもスクールに通うにしても、ある程度しっかりとしたカリキュラムの講座を受講するとなると、費用も100万円以上します。
また、「準備ができたら有料にしよう」と考えているコーチもいますが、「準備」っていつになったらできるのでしょうか?
コーチングは基本的に相手とのコミュニケーションありきで成り立つものですが、コミュニケーションに完ぺきはないので、100%の準備なんてできる訳がないですよね。
それではいつまで経っても無料セッションのままで、有料に切り替えることはできません。
有料でセッションをするためには、資格を持っているかどうか・スクールを卒業したかどうかなどは一切関係なく、「クライアントに対するあなたの覚悟」があればいいのです。
具体的には、
- コーチとしてクライアントの人生に真剣に向き合えるか?
- クライアントの目標達成に全力でコミットできるか?
- 「クライアントが目標達成する」という結果に責任を持てる強い気持ちがあるか?
このようなマインドを持ってクライアントにコーチングを提供できるのであれば、資格がなくてもスキルがなくても、有料でセッションをしても問題はありません。
というのも、コーチングの資格はすべて民間資格なので、資格がなくてもコーチングは提供できますからね。
コーチングの資格は持っているのに、自身の目標達成に向けて努力もせず、成長していないコーチに、コーチングをお願いしようと思いますか?
僕はそのようなコーチにお願いしたくないです。
「自分より行動力もなく、努力もしていないコーチ」にコーチングをしてもらおうとは思いません。
コーチの実力というのは、資格の有無ではなく「どれだけ日々成長して、コーチ自身がレベルアップできているかどうか」で決まります。
どのような目標であったとしても、「コーチがどれだけ自分のコンフォートゾーンの外へ出ているのか」と「クライアントのレベルをどこまで引き上げられるか?」は比例していますからね。
もちろん、資格はないよりあった方が、クライアントも少しは安心するかもしれませんが、どのコーチを選ぶかは「資格の有無」だけを見て判断しているワケではないのです。
クライアントは、相手の「人柄、価値観、信念、実績、普段の努力」などさまざまな視点で、コーチを選んでいます。
クライアントがあなたを選んでくれて、「クライアントに対するあなたの覚悟」があるのであれば、有料でコーチングセッションを提供しましょう!
自分が提供したい金額の「サービスの価値」を知る必要がある
有料でセッションをする場合、まずは「自分が提供したい金額のサービスの価値」を知ることが大切です。
なぜなら、自分が提供したい金額のサービスの価値を知らないのに、それと同じ価値は提供できないからです。
下記のツイートを見て下さい。
いくらでコーチングを提供したいですか?
金額がいくらであれ、まずは『自分が提供したい金額』のサービスを知る必要がある。
3,000円の居酒屋しか行ったことがないのに50,000円のディナーの価値は分かりませんよね?
50,000円の料理を提供したいなら、まずは50,000円の料理を食べて価値を感じよう!— いっき@稼げるコーチ育成 専門家 (@ikki_coach_sprt) September 18, 2021
ツイートにも書いているように、これまでに3,000円の居酒屋しか行ったことがない人が、50,000円のディナーの価値は分かりません。
50,000円の価値を知らない人は、単純に「商品の値段」だけを見て「うわっ!たっか!ボッタくりかよ」と思うわけですね。
商品の価値というのは、中身はもちろんのこと、「買った後に何が得られるのか?」で決まります。
それなのに、「表面上の値段だけ」みて高いと判断している人は、言葉を選ばずにいうと「視野が狭い」のです。
仮に、あなたが50,000円の料理(価値)を提供したいと思っているとしたら、まずは他のお店で50,000円の料理を食べて「50,000円の価値」を体験する必要があります。
コーチング商品も同じで、高単価のコーチングの価値を知らない人が、高単価のセッションは提供できません。
あなたが「コーチングをいくらで提供したいか?」によりますが、
- セッション単価5,000円で提供したいなら、単価5,000円のコーチング
- セッション単価10,000円で提供したいなら、単価10,000円のコーチング
- セッション単価50,000円で提供したいなら、単価50,000円のコーチング
を実際に受けて体験する必要があるのです。
あなたが「コーチングをいくらで提供したいか?」を決めたら、まずは「自分が提供したい金額のサービスを知る」ために、その料金のセッションを受けてみてくださいね。
関連記事:コーチング料金を決める時の3つのポイント!
もし、コーチング料金をいくらにするか迷っている方は、以下の記事を参考にしてみてください。
記事は「独立したいコーチ向け」に書いていますが、副業であっても参考になりますよ。
コーチング料金を決める時の3つのポイント!【独立したいコーチは必見】
コーチングスキルは有料セッションをやる過程で身に付く
コーチングスキルは有料セッションをやる過程で身に付くものです。
コーチングスクールに通っている人や資格を取っている人は、「100人に無料体験コーチング」とかやっていますが、無料ではコーチングスキルは身に付きません。
なぜなら、無料ということは、クライアントに提供できる価値もゼロだからです。
コーチとして提供できる価値がゼロであれば、スキルアップにはなりませんよね。
それに無料のセッションに来る人は、軽い気持ちの人がほとんどなので、お互いが本気でセッションに望むことができないのも、スキルアップにならない理由の一つです。
コーチングセッションは、有料にこそ価値があり、有料だからこそお互いが本気になって望むので、コーチングのスキルアップにつながり、お互いが成長できるわけです。
そもそも、コーチングはコーチとクライアントの信頼関係があってこそ機能するものであり、長い期間を通して、効果を感じることができるものですよね?
信頼関係を築けていない初対面の人に、たった1回の「無料」セッションをいくらやったところで、コーチングスキルが上がるわけがないのです。
なので、あなたがコーチングのスキルアップをしたいのであれば、勉強会に参加したり、新しい資格を取るよりも、「有料でセッションをやること」を優先しましょう!
まとめ
本記事では、『有料のコーチングセッションができないのは「覚悟」が足りないから』というテーマでお話しました。
有料でセッションを提供するためには、「クライアントに対するあなたの覚悟」が大切です。
「コーチングをいくらで提供したいか?」を決めたら、まずは「自分が提供したい金額のサービスの価値を知る」ために、その料金のセッションを受けてください。
高い料金の価値を知らない人が、高単価のセッションは提供できませんからね。
また、コーチングスキルは有料セッションをやる過程で身に付くものです。
なので、あなたがコーチングのスキルアップをしたいのであれば、勉強会に参加したり、新しい資格を取るよりも、「有料でセッションをやること」を優先しましょう!
それではまた!
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