「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
「コーチングをする時は、教えてはいけない」
「教えるのはティーチングだから、それはコーチングではない」
スクールなどでコーチングを学んだ人は、このような認識があるのではないでしょうか。
しかし、「まったく教えないコーチング」で、どのような目標でも達成させることができると思いますか?
実は、大きな目標であればあるほど、ティーチングが必要なのです。
本記事では、『コーチングとティーチングの両方を使う方が大きな目標をサポートできる』というテーマでお話していきます。
「コーチングは絶対に教えてはいけない!」と思い込んでいるコーチは、ぜひ読んで下さいね。
ティーチングなしのコーチングでは大きな目標ほど達成できない
ティーチングなしのコーチングでは大きな目標ほど達成できません。
クライアントが大きな目標を持っている場合、本人はその目標を達成するための「知識」や「手段」が分からない状態ですからね。
そもそも目標を達成するためには、目的地を設定したあとに、
- 目標を達成するために必要な「知識」や「手段」
- 目標を達成するまでのモチベーション(マインド)
が必要になります。
しかし、「コーチングは教えてはいけない」というルールを守っているコーチは、モチベーションを保つためのサポートしかしないのです。
目標達成するための「知識」や「手段」がまったく分からない人が、マインド面のサポートだけしてもらっても、大きな目標を達成することはできません。
少し考えてみたら分かると思いますが、
プロ野球選手のコーチは、プロ野球選手になりたい人に「知識、手段、マインドセット」を必要に応じて教えています。
RIZAPのダイエットコーチは、痩せたい人に向けて「ダイエットに効果的な筋トレメニューや、食事方法」を教え、時には「メンタルケア」もやっています。
起業支援をやっているコーチは、自分でビジネスをやりたい人に「起業するために必要なビジネススキルや知識、マインドセット」を教えています。
それぞれ分野は違えど、相手の目標を達成させるために「知識、手段、マインドセット」などを教えているわけですね。
それに、どのような目標であっても「いつまでに達成したい」という期限があるはずです。
クライアント自身が「目標達成までに、どれだけ時間がかかってもいい」というのであれば、マインド面のサポートだけでもいいでしょう。
しかし、大半の人は「少しでも早く目標達成したい!」と思っているので、マインド面だけのサポートだと時間がかかってしまいます。
大きな目標だとなおさら時間がかかりますよね。
クライアントが「少しでも早く目標達成したい」という想いがあり、本人が希望するのであれば、目標達成のために必要な「知識」や「手段」を教えることも必要なのです。
なので、クライアントに大きな目標を達成してもらいたいなら、ティーチングありきのコーチングができるコーチを目指してくださいね。
「ティーチングできないコーチ」のコーチングの価値は低くなる
「ティーチングできないコーチ」のコーチングの価値は低くなります。
というのも、クライアントから答えを求められた時に、コーチが教えられないのであれば、価値を提供できていないからです。
そもそも「ティーチングできない」という意味には、2種類あります。
- 教えられるけど、教えない
- 教えられないから、教えない
「教えられるけど、教えない」場合は、
- 求められた時に教えることができる状態
- 相手がつまづくポイントが分かる
- コーチの視点の数が多い
つまり、提供できるコーチングの価値も高くなるので、セッション単価も高くなります。
「教えられないから、教えない」場合は、
- 求められた時に教えられない状態
- 相手がつまづくポイントが分からない
- コーチの視点の数が少ない
つまり、提供できるコーチングの価値は低くなるので、セッション単価も安くなってしまいます。
「教えられるけど、教えない」と「教えられないから、教えない」ではまったく価値が異なることが理解できたのではないでしょうか。
スクールでは「コーチングスキルを高めれば、教えられなくてもコーチングできる」と教えられますが、たしかにコーチングはできます。
「教えられなくてもコーチングできる」というのは間違いではないですが、それは甘えです。
僕なら、そのようなマインドを持ったコーチにコーチングをお願いしようとは思いませんね。
あなたがコーチとして提供したいのは、
- 「教えられるけど、教えない」コーチングですか?
- 「教えられないから、教えない」コーチングですか?
どちらを選ぶかは個人の自由ですが、「ティーチングできないから教えないコーチ」のコーチングの価値が低くなることは覚えておいてください。
相手の目標達成にコミットするならコーチングとティーチング両方使うべき
相手の目標達成にコミットするなら、コーチングもティーチングも使うべきです。
大きな目標であるほど、ティーチングは必須といっても過言ではありません。
このように言えるのも、僕自身が「ティーチングも使ったコーチング」を受けて成果がでているからです。
「ティーチングも使ったコーチング」を受ける前は、「教えない・アドバイスをしないコーチング」を受けていました。
実際、思考が整理できたり、行動力がアップしたりして成長はできましたが、まったく成果につながりませんでした。
というのも、目標達成に向かうための方向性や手段が間違っていたからです。
努力する方向が間違っていては、いくらがんばっても結果はでません。
コーチからいろいろ質問されて、じっくり考えても自分の中に答えはなく、調べてみても答えは分かりませんでした。
一般的には「相手の中に答えがある」という前提でコーチングを提供している人が多いですが、僕の経験上、これは半分合ってて半分間違いです。
たとえば、コーチングで起業したい人がいたとして、すでにプロコーチとして起業している人に「どうしたらプロコーチになれるか?」と質問したとします。
この場合は、コーチの中に答えがあり、本人の中には答えはありませんよね。
しかし、
- どのようなコーチになりたいのか?
- なぜ、コーチングで起業したいのか?
- コーチングで稼げるようになったら何をしたいのか?
というような問いについては、本人にしか分からないので、コーチの中に答えはなく、相手の中に答えがあると言えます。
このように、全部が全部、「相手の中に答えがある」わけではありません。
コーチングスクールでは「相手の中に答えがあるから、教えてはいけない」と言われますが、これは、ティーチングやコンサルティング、カウンセリングなどと区別するためなのです。
これらは区別されていますが、「相手をサポートすることで、幸せになって欲しい」という目的は同じだと僕は考えています。
だから僕は、「教える・教えない」といった些細なことにこだわらず、「相手が目標達成して、幸せになって欲しい」という気持ちでコーチングを提供しています。
本物のプロコーチは、相手の目標達成にコミットできるコーチですからね。
目標達成にコミットするためには、自分が持っているすべてのリソースを割き、あらゆる手段で使って、相手をサポートする必要があります。
なので、「大きな目標を持ったクライアント」の目標達成にコミットしたいなら、ティーチングも使ったコーチングを提供するべきです。
もし、あなたが本気でクライアントの目標達成にコミットするコーチングを提供したいのであれば、まずは『コーチング起業・副業』の無料メルマガ講座に登録してください。
「稼げるコーチ」になるためのビジネススキルとマインドが学べて、実質、有料級の10日間のチャットコンサル付きです。
無料プレゼントも受け取れますので、ぜひ↓
稼げるコーチへ!『コーチング起業・副業』無料メルマガ講座!10日間のチャット付き!
まとめ
本記事では、『コーチングとティーチングの両方を使う方が大きな目標をサポートできる』というテーマでお話しました。
「ティーチングできないから教えないコーチ」のコーチングの価値が低くなります。
ティーチングなしのコーチングでは大きな目標ほど達成できないので、あなたが相手の目標達成にコミットしたいのであれば、コーチングとティーチングの両方を使ってサポートしましょう。
関連記事:コーチはクライアントに合わせたコーチングを提供すべき
コーチは、相手の目標達成にコミットするためには、クライアントに合わせたコーチングを提供するべきなのです。
もちろん、向かう方向が間違っていたら、軌道修正してあげることも必要です。
以下の記事で、詳しく解説していますので、コチラもぜひチェックしてくださいね!
コーチはクライアントに合わせたコーチングを提供すべき【型にハマるな!】
それではまた!
コメントを残す