「コーチの収益をUPする専門家」のいっき (@ikki_coach_sprt) です。
「コーチングで稼ぐのに資格はいらない」
これを聞いて「まあ、そうだよね」という人と「え、資格はいるでしょ!」という人に分かれるでしょう。
結論からいうと、コーチングの資格はなくても稼げます。
そこで、本記事では「コーチングで稼ぐのに資格はいらない3つの理由」を解説していきます。
- コーチングの資格はコーチングスクールの卒業証明書に過ぎないから
- コーチングで稼ぐなら資格よりもビジネススキルが必要だから
- コーチングで稼ぐために一番大切なのはマインドだから
コーチングで稼ぐのに資格がいると思っている人は、ぜひ記事を読んでくださいね。
コーチングの資格はコーチングスクールの卒業証明書に過ぎない
コーチングの資格はあくまで、コーチとしてのスキルの高さを証明する目安のひとつであり、スクールの卒業証明書に過ぎません。
卒業証明書の意味するところは、「うちのスクールの講座を、すべて受講したことを認めます」というだけなのです。
「お金を稼げるかどうか?」という視点で考えると、言い方は悪いですが「資格はただの紙切れ」といっても過言ではありません。
そのため、スクールを卒業してコーチングの資格を持っていても、稼げないコーチは世の中にたくさんいます。
コーチングの資格は、どこまでいっても民間資格
コーチング資格はすべて民間資格なので、資格がなくてもコーチとして仕事はできます。
民間資格とは、基本的には民間団体や企業が独自の審査基準で発行しているもので、商標登録さえすれば、個人でも発行することができます。
詳しくは、以下をご覧ください。(一般社団法人日本コーチング連盟のHPから抜粋)
すべてのコーチング資格は、企業など各団体により認定される民間資格です。コーチとしての技能水準を証明する目安のひとつであり、なによりも本人 自身の実力が求められるものです。
国家資格 法律に基づいて国や国から委託を受けた機関が認定する資格です。たとえば、医師資格など一般人には禁止された業務を独占できるものもあります。 公的資格 国家資格と民間資格の中間に位置付けられる資格で、民間団体や公益法人が実施し文部科学省などの官庁や大臣が認定する資格です。
(基本的には特別な権限が与えられるものではありません)民間資格 民間団体や企業が、独自の審査基準を設けて任意で認定する資格です。コーチングの資格は民間資格となります。法規制がないため、資格を付与する審査基準のレベルと有資格者自身の実力が問われる資格です。
誰でも作ることができるということは、スクールによって資格取得の条件(料金や学習時間など)が異なるため、資格の価値自体も変わってきます。
なので、民間資格は、国家資格みたいに資格自体にそこまで価値があるわけではないのです。
「私はプロコーチです」と名乗れば、すぐにでもコーチとして活動することができますからね。
そのため、コーチング資格を持っているだけでは、コーチとしての実力があるかどうかは判断できないし、稼げるかどうかともまったく関係がありません。
つまり、コーチング資格の有無に関わらず、プロコーチとして「稼いでいる人」もいるし「稼げない人」もいるということです。
コーチングスクールも「資格ビジネス」としてやっている
コーチングスクールも運営を続けていくためには、売上を作る必要があります。
そのため、「一定の技術水準を認める資格の発行」と引き換えに、受講者からお金を受け取っているわけですね。
これが「資格ビジネス」であり、コーチングに限らず、あらゆる分野で行われているビジネスです。
コーチングの資格を発行している団体やスクールは、「コーチングを学びたい、資格を形として残したい」という受講者の欲求を満たすことでお金を稼いでいるのです。
そもそもコーチングスクールの講師は「個人でお金を稼ぐ方法」が分からないから、スクールで雇われて働いているので、お金の稼ぎ方を教えられる人は少ないでしょう。
※個人でビジネスをやっていて、外部講師として活動している人もいるかもしれませんが。
そのためスクールでは、受講者に対して「コーチングで稼ぐこと」を教えたり、サポートしたりするわけではないのです。
コーチングスクールも「コーチングを学びたい、資格を形として残したい」という受講者の欲求を満たすためにビジネスをやっていることを理解できれば、「コーチングで稼ぐために、まずは資格取る」という考えを改めるべきだと分かったのではないでしょうか。
労働者思考だと、コーチングで稼ぐためには「まず資格を取ろう」と考える
とはいえ、世の中の大半の人は労働者思考なので、「資格ビジネス」のことを理解しておらず、「資格を取れば、稼げるようになるかも」と思って、まず資格を取ろうとするわけです。
資格を取ってもお金を稼げるようになるわけでも、手に職をつけられるわけでもないのですが…
僕が子どもの頃は、親や親戚、学校の先生など周囲の大人から「手に職をつけるために資格は取っておいた方がいいよ」と何度も言われましたね。
ただ、子どもながらに「それって、本当?資格を持っていれば、何かしら仕事には就けるかもしれないけど、お金を稼げるわけではないよね?」と思っていたのです。
実際、大学院を卒業して会社に入るまで、特に資格は持っていませんでしたが、入社2年目で年収は600万くらいあったので、資格があるかどうかは関係ないなと実感しました。
また、会社員時代に知り合った起業家の人たちのほとんどは、特に資格を持っていなかったので、「お金を稼ぐのに資格はいらない」と確信しました。
資格はあくまでスクールの卒業証明書みたいなものなので、コーチングで稼ぐためには資格はいらないのです。
膨大なお金と時間を使って資格を取るべきかどうか、改めて考えてみてくださいね。
スクールで学べるのは、あくまでコミュニケーションスキル
コーチングスクールで学べるのは、あくまでコミュニケーションスキルなのです。
たとえば、傾聴の仕方、視点を変えたり思考を深めたりするための質問の仕方、効果的なフィードバックの方法、承認のスキルなどが挙げられます。
たしかに、このようなコミュニケーションスキルを学ぶことで、
- 家庭や職場での人間関係が良好になる
- 組織間のコミュニケーションが円滑になる
- 部下をマネジメントしやすくなる
- 在宅ワークでのコミュニケーションミスが減る
- コーチングの講座を自分で開講できるようになる
というように、さまざまなメリットがあるでしょう。
しかし、いくらコミュニケーションスキルを高めても、クライアントを獲得できなければ、コーチングで稼ぐことはできないのです。
ビジネスとしてお金を稼ぐには、クライアント候補を集客したあと、その相手に対してセールスして契約を取らなければいけませんからね。
つまり、どれだけコーチングスキルを高めても、お金を稼ぐことにはつながらないのです。
コーチングで稼ぐなら資格よりもビジネススキルが必要
コーチングで稼ぐためには資格よりも、ビジネススキルが必要になってきます。
お金を稼ぐためには、ビジネスのやり方を学ぶことは必須ですからね。
ビジネスのやり方とは、具体的にいうと以下のようなことを指しています。
- コーチング商品の企画・作成
- メルマガなどを使った集客の仕組み作り
- SNSでの情報発信のやり方や分析方法
- ブログ記事の書き方や分析方法
- コーチング商品の紹介ページの作り方
- 売り込まないセールス手法
- クライアントの満足度を高める方法
しかし、残念ながら上記のようなビジネスのやり方は、コーチングスクールでは教えてくれません。
今回の記事では、「集客」にフォーカスして説明していきますね。
稼ぐために「集客の仕組み」を作っていますか?
あなたはコーチングで稼ぐために「集客の仕組み」を作っていますか?
安定して長期的にお金を稼ぐためには、集客の仕組み作りは必須です。
仕組みを作って自動化することで、時間が作れますからね。
仕組みを作って時間が増えれば、さらにセッションをやって売上を伸ばすこともできるし、新しいビジネスを始めることもできるし、自分の好きなことに時間を使うこともできます。
とはいえ、集客の仕組みを作るといっても、イマイチぴんとこない人もいるかもしれません。
「集客の仕組み」の例としては、
ブログ記事をたくさん書いてストックしておくことで24時間365日、あなたの代わりに動いてくれるセールスマンになってくれますよね。
また、いつも情報発信しているSNSのプロフィールなどに、ブログやメルマガなどのURLを貼っておくことで、投稿を見た人がブログにアクセスしてくれたり、メルマガに登録してくれたりします。
そして、メルマガ登録後に自動でメールが配信されるように設定しておけば、毎回手動で送らなくて済みます。
商品を購入するときの決済や、スケジュール調整なども、何かしらツールを使えば自動化できるでしょう。
さらに、集客の仕組みを作るために広告を出す方法もありますが、個人でビジネスを始めたばかりの人にはオススメしません。
なぜなら、商品が売れるかどうかも分からない状態で、広告を出してもお金のムダになるからです。
お金に余裕のある人ならいいでしょうが、余裕のない人がほとんどだと思います。
そのため、広告を出すのは、ある程度ビジネスが軌道に乗ったタイミングの方がいいかもしれませんね。
このように、本気でコーチングで稼ぎたいのであれば「集客の仕組み」を作るのはマストです。
あなたのコーチング商品に興味のある人だけを集客する
集客の仕組みを作るときは、あなたのコーチング商品に興味のある人だけと出会えるように意識しましょう。
当たり前の話ですが、商品に興味のない人を集客してもクライアントにはなりませんからね。
商品に興味のない人に押し売りして買ってもらえたとしても、相手が「買わなければよかった…」と思った時点で、クレームを言われる可能性があります。
そもそも、コーチングはお互いの信頼関係ありきで成立するビジネスですし、お互いが本気でないと高い目標ほど達成できません。
そのため、コーチとクライアント、お互いのためにも「コーチング商品に興味のある人だけを集客する」ような仕組みを作りましょう。
コーチングで稼ぐために一番大切なのはマインド
コーチングで稼ぐために一番大切なのは、マインドです。
「コーチングで稼ぐなら資格よりもビジネススキルが必要」とお伝えしてきましたが、ビジネススキルよりも大切なのが、マインド。
いくらコーチングスキルやビジネススキルが高くても、マインドが整っていないのとコーチングで稼ぐことはできません。
「絶対にコーチングで稼ぐ!」と覚悟を決める
副業であれ起業であれコーチングで稼ぐためには、まず「絶対にコーチングで稼ぐ!」と覚悟を決めましょう!
というのも、覚悟が決まっていなければ、なにかしら言い訳を作って途中でやめてしまうからです。
当サイトでは、何度もお伝えしていますが、たとえば、
- お金がない
- 時間がない
- 実績がない
- 資格がない
- 経歴がない
- 自信がない
- 勇気がない
- 人脈がない
このような言い訳をする人が多いんですね。
そのため、
「何が何でも、絶対にコーチングで稼ぐ!」
「もし、稼げなかったら死んでしまう!」
くらいの覚悟を持って、コーチングビジネスに取り組んでください。
うまくいかないことがあっても、あきらめずに継続できるか
「コーチングで稼ぐ!」と覚悟を決めたとしても、稼げるようになるまでその想いを維持して、行動し続けることは難しいものです。
短期間でかんたんに成果が出るわけではなく、稼げるようになるまで長期的に継続していく必要がありますからね。
「やろうとする人10000人、始める人100人、続ける人1人」と言われるように、実際に継続できる人は、10000人に1人くらいです。
目標が高ければ高いほど、結果が出るまでに上手くいかないことばかり。
途中で挫折してしまいそうになったり、投げ出したくなったりと、ツラいことがたくさんあります。
そのようなツラい時に、
- もうダメだ…
- 自分のコーチングは必要とされていない…
- 自分のコーチング商品は売れない…
と思っていたら、そのような現実になっていくのです。
いくらコーチングスキルが高くても、ビジネスのやり方を学んでいたとしても、上記のようなマインドを持っていたら稼げないのは、誰にでも分かりますよね。
また、時には「体調を崩して、ビジネスに集中できない」とか「何だかモチベーションが上がらず、ヤル気がでない」ということもあるでしょう。
きつい時は休むことも必要ですが、継続してビジネスに取り組むためには、しっかりと体調管理をする必要があります。
身体の不調はメンタルにも大きく影響しますからね。
うまくいかない時、ツラい時、投げ出したい時に、
それでもあきらめずに「結果が出るまで、継続してビジネスに取り組むことができるかどうか」で「稼げるコーチ」になれるかどうがが決まります。
本気でビジネスに取り組むと分かりますが、コーチングで稼げるかどうかは、本当にマインド次第なのです。
まとめ
本記事では「コーチングで稼ぐのに資格はいらない3つの理由」というテーマを解説しました。
その理由とは以下の3つ。
- コーチングの資格はコーチングスクールの卒業証明書に過ぎないから
- コーチングで稼ぐなら資格よりもビジネススキルが必要だから
- コーチングで稼ぐために一番大切なのはマインドだから
今回の記事を読んで「コーチングで稼ぐのに資格がいらない理由」がよく理解できたのではないでしょうか。
もし、あなたが”早く”「稼げるコーチ」になりたいのであれば、資格を取るよりも先に「ビジネススキル」や「稼ぐためのマインド」を学ぶ必要があります。
僕の『コーチング起業・副業講座』の無料メルマガの中では、「稼げるコーチ」になるための「ビジネススキル」と「マインド」をお伝えしているので、コーチングで起業または副業して稼ぎたい人は、まずは無料メルマガに登録してください。
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それではまた!